『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』の主題歌は、オープニングテーマがjo0jiさんの「I-BULL」、エンディングテーマが9Lanaさんの「螺旋」です。
最終クールとなる『禍進譚』は、2026年7月25日(土)23:00からテレ東系列ほかで放送開始予定。主題歌発表では、jo0jiさん、9Lanaさん、そして原作者・久保帯人さんのコメントも公開され、OPとEDがどのような意図で選ばれたのかも明かされています。
OPは、最終決戦へ踏み出すための音。
EDは、戦いのあとに残る感情を受け止める声。
『BLEACH』における主題歌は、ただ本編の前後に置かれる音楽ではありません。黒崎一護たちの覚悟を、視聴者の記憶へ深く刻むための、もうひとつの物語です。
この記事では、OP・EDの楽曲情報、配信日、アーティストコメント、久保帯人さんの選曲意図、ファイナルPVでの使用情報、そして『BLEACH』主題歌として何が重要なのかを整理します。
- OPテーマはjo0ji「I-BULL」
- EDテーマは9Lana「螺旋」
- 主題歌発表日は2026年6月21日
- jo0ji「I-BULL」は2026年7月24日(金)配信予定
- 9Lana「螺旋」は2026年7月25日(土)配信予定
- ファイナルPVではOP「I-BULL」とED「螺旋」の音源が使用
- 久保帯人さんのコメントでは、選曲意図や楽曲への評価も語られている
※本記事の主題歌・放送・配信情報は、TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』公式サイトの「MUSIC」「原作者コメント」「ONAIR」「STORY」および公式NEWS、Sony Music Artists、Sony Music公式情報をもとに、2026年7月6日時点で確認しています。配信日や商品情報は変更される場合があるため、視聴・購入前には各公式サイトの最新情報も確認してください。
- BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-の主題歌は?OP・EDを先に整理
- OPテーマはjo0ji「I-BULL」|最終クールを前へ進ませる音
- 久保帯人コメントから読む、jo0ji「I-BULL」起用の意図
- EDテーマは9Lana「螺旋」|終幕の余韻を受け止める声
- 久保帯人が9Lana「螺旋」をEDに置いた理由とは?
- 主題歌はいつ聴ける?配信日と放送・配信タイミング
- ファイナルPVではOP「I-BULL」とED「螺旋」の音源を使用
- 第41話「GOD OF THUNDER」と主題歌の注目ポイント
- 過去のBLEACH 千年血戦篇主題歌と比べて見えること
- 考察|OP「I-BULL」とED「螺旋」は何を分け合うのか
- まとめ|BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-の主題歌は最終章の入口と出口
- よくある質問
- 情報ソース
BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-の主題歌は?OP・EDを先に整理
『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』の主題歌は、オープニングテーマがjo0jiさんの「I-BULL」、エンディングテーマが9Lanaさんの「螺旋」です。
2026年6月21日、TVアニメ公式サイトで最終クールのOP・ED担当アーティストと楽曲名が発表されました。あわせて、jo0jiさん、9Lanaさん、原作者・久保帯人さんのコメントも公開されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』 |
| 主題歌発表日 | 2026年6月21日 |
| OPテーマ | jo0ji「I-BULL」 |
| EDテーマ | 9Lana「螺旋」 |
| 放送開始 | 2026年7月25日(土)23:00〜、テレ東系列ほか |
| 配信開始 | 2026年7月26日(日)12:00〜順次 |
| 初回エピソード | 第41話「GOD OF THUNDER」 |
| 「I-BULL」配信 | 2026年7月24日(金)配信予定 |
| 「螺旋」配信 | 2026年7月25日(土)配信予定 |
検索して来た人に必要な答えだけを先に言うなら、『禍進譚』のOPはjo0ji「I-BULL」、EDは9Lana「螺旋」です。
ただ、この発表が単なる「曲名解禁」にとどまらないのは、『BLEACH』という作品が、ずっと音楽と一緒に記憶されてきたアニメだからです。
OPが鳴ると、物語の扉が開く。
EDが流れると、戦いの熱が視聴者の胸の奥へ沈んでいく。
『BLEACH』における主題歌は、ただ本編の前後に置かれる音楽ではありません。黒崎一護たちの覚悟を、視聴者の感情へ変換する装置です。
だからこそ、最終クールの入口にjo0jiさんの「I-BULL」が置かれ、出口に9Lanaさんの「螺旋」が置かれたことには、作品の終幕に向けた明確な設計があると私は感じます。
OPテーマはjo0ji「I-BULL」|最終クールを前へ進ませる音
『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』のOPテーマ「I-BULL」を担当するのは、鳥取県出身のアーティスト・jo0jiさんです。
公式MUSICページでは、jo0jiさんは26歳、鳥取県出身で、作詞・作曲・編曲を自ら行うアーティストとして紹介されています。また、2026年1月クールのTVアニメ『呪術廻戦』「死滅回游 前編」のEDテーマ「よあけのうた」を書き下ろしたことにも触れられています。
Sony Music Artistsの発表によると、「I-BULL」は2026年7月24日(金)の楽曲配信に先がけて、Pre-Add/Pre-Saveも開始されています。アニメ初回放送の前日に、楽曲として先に触れられる形です。
jo0jiさんは公式コメントで、『BLEACH』を観て育った立場として主題歌決定への喜びを語っています。
さらに、最終クールの主題歌という大役に身が引き締まる思いで制作したこと、『BLEACH』から「立ち向かうこと」「信じること」「護ること」など、さまざまな勇気を教わったことも明かしています。
この「勇気」という言葉は、黒崎一護という主人公の核に深く触れています。
一護は、最初から世界を救うために戦っていた英雄ではありません。
誰かが傷つくのを見過ごせなかった。
自分の手が届く場所にいる人を、どうしても守りたかった。
その衝動が、尸魂界(ソウル・ソサエティ)へ向かう理由になり、虚圏へ踏み込む理由になり、ユーハバッハとの最終決戦へつながっていきました。
「I-BULL」が最終クールのOPに置かれた意味は、そこにあります。
必要なのは、ただ激しい曲ではない。
終わりへ向かう物語を、それでも前へ進ませる推進力です。
jo0jiさんの音楽には、声の奥に土の匂いのようなざらつきがあります。
きれいに磨ききったアニソンというより、胸の内側から押し出される言葉の質感がある。
それは『BLEACH』の最終決戦に必要な、痛みを抱えたまま進む音に近いと私は感じます。
一護たちが向かうのは、すっきり勝てば終わる戦場ではありません。
因縁、血、信念、裏切り、継承。
それらが重なり合う場所です。
その入口で鳴るOPが「自分なりの勇気とは何か」を提示する曲であることは、とても象徴的です。
久保帯人コメントから読む、jo0ji「I-BULL」起用の意図
久保帯人さんは、TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』の主題歌について、すべてデモ段階から聴いて決めていると明かしています。
さらに、シリーズを通してできるだけ新しいアーティストに担当してもらいたいという思いがあり、『千年血戦篇』をきっかけにアーティストを知り、そこからファンになっていく体験もしてほしいと語っています。
ここは、とても重要です。
長期シリーズの最終章では、過去の名曲や知名度の高いアーティストへ回帰する選択もあります。
それはそれで美しい。
けれど『BLEACH 千年血戦篇』は、懐かしさだけで終幕へ向かわない。
あえて新しい声、新しい出会いを入れることで、作品を“過去の名作”として閉じるのではなく、今も動いている物語として鳴らしているのです。
久保さんは「I-BULL」について、最終クールにはインパクトのある曲がほしかったこと、もともとjo0jiさんの楽曲を聴いていたこと、デモ段階からやり取りを重ねる中で曲が大きく磨かれたことを説明しています。
そして、楽曲の「圧」の強さを気に入ったとも語っています。
この「圧」は、『禍進譚』のOPを考えるうえで欠かせない言葉です。
最終クールは、ただ物語を畳むだけの時間ではありません。
ユーハバッハとの決戦。
石田雨竜との関係。
ハッシュヴァルトの存在。
三界に及ぶ異変。
それらが一気に押し寄せる、物語の高圧地帯です。
そこで流れるOPが軽やかに通り過ぎてしまっては、足りない。
視聴者の心拍を上げ、画面の重さに負けない音が必要になります。
「I-BULL」は、久保さんのコメントから見る限り、まさにその“圧”を担う曲として選ばれたと考えられます。
私はここに、『BLEACH』らしい美学を感じます。
『BLEACH』のかっこよさは、単に派手な戦闘ではありません。
沈黙のあとに一歩踏み出すこと。
言葉少なに背中で語ること。
傷ついたまま、それでも刀を握ること。
jo0jiさんの「I-BULL」は、そうした一護たちの歩幅に、無理なく重なる可能性があります。
EDテーマは9Lana「螺旋」|終幕の余韻を受け止める声
『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』のEDテーマ「螺旋」を担当するのは、歌役者・9Lanaさんです。
公式MUSICページでは、9Lanaさんは「9つの声質を自在に操る、カメレオンボイスの持ち主」と紹介されています。楽曲の主人公が憑依したような表現力や、声だけで物語を描き切るボーカルコントロールが注目点として挙げられています。
Sony Music公式サイトでは、新曲「螺旋」は2026年7月25日(土)に配信リリース予定と案内されています。さらに、2026年7月5日に公開されたファイナルPVで「螺旋」の音源が初公開され、Pre-Add/Pre-Saveも開始されました。
9Lanaさんは公式コメントで、EDテーマ決定の知らせを受けたときの驚きと、全力で歌おうと背筋が伸びたことを語っています。
また、一護たちが見せる葛藤、成長、勇気、『BLEACH』で学んだ感情を胸に、大切に歌ったことも明かしています。
この「歌役者」という肩書は、『BLEACH』のEDテーマにとても合っています。
なぜなら、最終クールのEDに必要なのは、ただ美しい歌声だけではないからです。
必要なのは、戦いが終わった直後の複雑な感情を受け止める表現力です。
一護たちの戦いには、いつも複数の感情が重なっています。
守りたい。
けれど届かない。
強くなりたい。
けれど強さだけでは救えない。
前へ進みたい。
けれど過去が、血が、記憶が、何度も足をつかむ。
その感覚は、まさに「螺旋」というタイトルに近い。
同じ場所へ戻っているようで、少しずつ違う高さにいる。
繰り返しながら、変わっていく。
傷つきながら、ほどけていく。
OPが視聴者を戦場へ送り出す剣だとしたら、EDはその剣を握っていた手の震えを映す鏡です。
9Lanaさんの「螺旋」は、最終決戦のあとに残る静けさや痛みを、毎話ごとに受け止める曲になるのではないでしょうか。
久保帯人が9Lana「螺旋」をEDに置いた理由とは?
久保帯人さんは、9Lanaさんの「螺旋」について、デモ段階で提案された楽曲の中でもクオリティが高く、OPかEDのどちらかで必ず使うと決めていたと説明しています。
さらに、メロディ、歌詞、アレンジを高く評価し、イントロが物語の終わりに自然に入ると良いだろうと考えていたことも明かしています。
このコメントから見えるのは、EDテーマを“余韻の装置”として大切にしている視点です。
アニメのエンディングは、物語が終わったあとに流れるものではありません。
本当は、物語が視聴者の胸の中へ移動する時間です。
あの瞬間、キャラクターの沈黙は、きっと誰かの記憶を呼び覚ましている。
エンディングとは、その呼び覚まされた感情を、急に現実へ戻さないための橋なのです。
『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』は最終クールです。
一護たちの戦いがどのような形で進むにせよ、視聴者は毎話、大きな感情を受け取ることになるはずです。
そこで「螺旋」が流れる。
熱を帯びた本編のあと、イントロがすっと入り、物語の温度が少しずつ心の奥へ降りていく。
久保さんがこの曲をEDに置きたかった理由は、単に“いい曲だから”ではなく、『BLEACH』の終わり方の美学に合っていたからではないかと私は考えます。
EDとは、勝敗の結果を整理する場所ではありません。
その回で揺れた感情を、視聴者が自分の中で受け取り直す場所です。
「螺旋」という曲名が示すように、物語はまっすぐ終わりへ向かうだけではない。
過去へ戻り、記憶をなぞり、同じ問いに触れながら、それでも少し違う自分になって進んでいく。
それは、一護たちの物語そのものでもあります。
主題歌はいつ聴ける?配信日と放送・配信タイミング
『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』は、2026年7月25日(土)23:00からテレ東系列ほかで放送開始予定です。
公式ONAIR情報では、テレ東系列が7月25日(土)23:00から、BSテレ東が7月27日(月)24:30から、AT-Xが8月2日(日)23:00から放送予定とされています。
配信は、2026年7月26日(日)12:00から順次開始予定です。
見放題配信では、Lemino、アニメタイムズ、Disney+、U-NEXT、dアニメストア、バンダイチャンネル、Amazon Prime Video、Netflix、Hulu、FOD、ABEMA、DMM TVなどが公式に案内されています。
無料配信枠では、7月30日(木)24:00からABEMA、TVer、ネットもテレ東、ニコニコチャンネル、Leminoで配信予定。ニコニコ生放送は7月30日(木)24:30から予定されています。
主題歌を聴けるタイミングとしては、アニメ本編の初回放送が大きな入口になります。
| 楽曲 | アーティスト | 配信予定 | 補足 |
|---|---|---|---|
| I-BULL | jo0ji | 2026年7月24日(金) | Pre-Add/Pre-Save開始。アニメ初回放送前日に配信予定 |
| 螺旋 | 9Lana | 2026年7月25日(土) | ファイナルPVで音源初公開。Pre-Add/Pre-Save開始 |
楽曲単体で先に聴くなら、OP「I-BULL」は放送前日に触れられる可能性があります。
一方で、最初はできれば本編と一緒に聴いてほしいとも思います。
『BLEACH』の主題歌は、単体でも強い。
けれど、一護が何を背負ってきたのかを思い出した状態で聴くと、音の刺さり方が変わります。
音楽が物語を飾るのではなく、物語が音楽の意味を深くする。
それが『BLEACH』という作品の、主題歌の強さです。
ファイナルPVではOP「I-BULL」とED「螺旋」の音源を使用
2026年7月5日には、『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』のファイナルPVが解禁されました。
公式NEWSでは、PV内でオープニングテーマ「I-BULL」とエンディングテーマ「螺旋」の音源が使用されていることが案内されています。
これは、主題歌を本編放送前に確かめられる重要な入口です。
PVでは、最終クールへ向けた戦闘の熱、キャラクターたちの覚悟、そして物語の終幕へ向かう重さが凝縮されています。
音楽だけを単体で聴くのもよいですが、PVの映像と重ねて聴くことで、OPとEDが『禍進譚』でどんな役割を担うのかがより見えやすくなります。
「I-BULL」は、前へ進むための圧。
「螺旋」は、戦いのあとに残る感情の余白。
ファイナルPVは、その二つの音が最終クールの入口と出口をどう形作るのかを、放送前に少しだけ見せてくれる予告編でもあります。
第41話「GOD OF THUNDER」と主題歌の注目ポイント
『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』は、第41話「GOD OF THUNDER」から始まります。
公式STORYでは、一護と雨竜が再び友として、仲間として並び立つことが示されています。
ユーハバッハを討つために、一護、織姫、チャドが玉座の間へ向かう一方、雨竜の前にはハッシュヴァルトが立ちはだかります。
さらに、城下では夜一とナックルヴァールが激突し、夜一の危機に浦原が現れ、三界すべてに異変が走り始めることも明かされています。
この初回情報を見ると、OP「I-BULL」とED「螺旋」の役割はかなり鮮明です。
「I-BULL」は、敵陣へ向かう一護たちの前進を鳴らす曲。
「螺旋」は、雨竜、ハッシュヴァルト、夜一、浦原たちの複雑な選択が残す余韻を受け止める曲。
第41話は、単にバトルを再開する回ではありません。
友情、対立、覚悟、救援、異変。
複数の感情線が一気に動く初回です。
だからこそ、主題歌の第一印象は大きくなります。
OPで「いよいよ最終決戦が始まる」と心拍を上げる。
EDで「今見たものを、すぐには忘れられない」と余韻を残す。
この入口と出口の設計がうまくはまれば、『禍進譚』の初回は、物語だけでなく音楽ごと記憶される回になるはずです。
過去のBLEACH 千年血戦篇主題歌と比べて見えること
『BLEACH 千年血戦篇』の主題歌を振り返ると、最終クールのjo0jiさんと9Lanaさんの起用は、突然の変化というより、シリーズ全体の流れに沿ったものです。
| クール | OPテーマ | EDテーマ |
|---|---|---|
| 第1クール | キタニタツヤ「スカー」 | SennaRin「最果て」 |
| 第2クール「訣別譚」 | w.o.d.「STARS」 | 神山羊「Endroll」 |
| 第3クール「相剋譚」 | SIX LOUNGE「言葉にせずとも」 | 水槽「MONOCHROME」 |
| 第4クール「禍進譚」 | jo0ji「I-BULL」 | 9Lana「螺旋」 |
ここで見えるのは、『千年血戦篇』が“懐かしさの再演”ではなく、今の音でBLEACHを鳴らし直す企画として設計されていることです。
『BLEACH』は2004年からTVアニメとして展開されてきた長い歴史を持つ作品です。
それでも『千年血戦篇』の主題歌群は、過去の安心感だけに寄りかかっていません。
むしろ、それぞれのクールで違う音楽的手触りを入れながら、物語の温度を更新してきました。
キタニタツヤさんの「スカー」は、再始動の鋭さを持っていました。
w.o.d.「STARS」は、訣別の荒さと疾走感を担っていました。
SIX LOUNGE「言葉にせずとも」は、言葉にならない関係性や覚悟を、ロックの熱で押し出していました。
その流れの先に、jo0ji「I-BULL」と9Lana「螺旋」がある。
つまり最終クールの主題歌は、過去をまとめるだけではなく、ここまで積み重ねてきた“新しいBLEACHの音”を締めくくる役割を担っているのです。
久保帯人さんが、新しいアーティストに担当してもらいたいという意図を語っていることも、この流れと重なります。
終わりの物語なのに、新しい声が鳴っている。
この矛盾が、とても『BLEACH』らしい。
一護たちの戦いは終幕へ向かっているのに、主題歌は未来へ開いている。
そこに、作品がまだファンの中で生き続ける余白があるのだと思います。
考察|OP「I-BULL」とED「螺旋」は何を分け合うのか
ここからは、アニメ文化ジャーナリストとしての私見です。
今回のOP・EDは、最終クールに必要な感情をかなり明確に分担しているように見えます。
jo0jiさんの「I-BULL」は、前へ進むための圧。
9Lanaさんの「螺旋」は、戻ってくる感情を受け止める声。
この2つが並ぶことで、『禍進譚』はただの決戦編ではなく、「進むこと」と「繰り返すこと」の物語として浮かび上がります。
一護は、何度も同じ問いに戻ってきた主人公です。
自分は何者なのか。
どこまで強くなれば守れるのか。
守るとは、相手の運命まで背負うことなのか。
力を得ることは、自分の内側にある恐れと向き合うことでもあるのか。
『BLEACH』は、刀で敵を斬る物語であると同時に、自分の内側に沈んだ名前を探す物語でもありました。
斬魄刀の名を呼ぶこと。
卍解を得ること。
虚の力、滅却師の血、死神としての魂。
どれも外側の強さではなく、内側の正体と向き合う儀式です。
だからこそ、最終クールのOPには、迷いを突破する力が必要です。
同時にEDには、戦いのあとに残るものを抱きしめる力が必要です。
戦いが終われば、すべてがきれいに救われるわけではありません。
勝利のあとにも、喪失は残ります。
守れたものの横で、守れなかったものの影も揺れています。
そこを歌えるかどうかが、最終クールのEDに求められる大きな役割です。
9Lanaさんの“声で物語を描く”表現は、まさにその余白に届く可能性があります。
泣き叫ぶのではなく、感情が声の奥でほどけていく。
強がりの裏側にある震えまで、音にしてしまう。
そういうEDになったとき、『禍進譚』の毎話の終わりは、視聴者にとって少し苦しく、でも忘れがたい時間になるはずです。
一方で、OP「I-BULL」は、最終章の勢いを担います。
ユーハバッハという圧倒的な存在に向かっていくには、ただ美しいだけの曲では足りない。
戦いに踏み込む荒さ、折れない意志、胸の奥で燃える怒りや祈り。
それらをまとめて前進させる音が必要です。
私は今回の主題歌発表を見て、『BLEACH』が最後まで若い才能との出会いを選んだことに、静かな感動を覚えました。
長く続いた作品ほど、終幕では過去の安心感に寄りかかりたくなるものです。
でも久保さんは、新しいアーティストに託すことで、作品の最後に“未来への入口”を残した。
これは、とても『BLEACH』的です。
終わりの物語なのに、閉じきらない。
完結へ向かっているのに、新しい声が鳴っている。
心を震わせた物語は、スクリーンの外でも生き続ける。
『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』の主題歌は、まさにその“生き続ける場所”を、またひとつ増やすのではないでしょうか。
まとめ|BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-の主題歌は最終章の入口と出口
『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』の主題歌は、OPテーマがjo0jiさんの「I-BULL」、EDテーマが9Lanaさんの「螺旋」です。
主題歌は2026年6月21日に公式発表され、公式サイトではアーティストコメントと原作者・久保帯人さんのコメントも公開されています。
放送は2026年7月25日(土)23:00からテレ東系列ほかで開始予定。配信は2026年7月26日(日)12:00から順次開始予定です。
初回は第41話「GOD OF THUNDER」。
一護、雨竜、織姫、チャド、夜一、浦原、ハッシュヴァルト、ユーハバッハらが関わる最終局面へ向けて、物語はいよいよ大きく動きます。
jo0jiさんの「I-BULL」は、視聴者を最終決戦へ送り出すオープニング。
9Lanaさんの「螺旋」は、一護たちが背負ってきた葛藤や感情を受け止めるエンディング。
そして何より、久保帯人さんがデモ段階から主題歌を聴き、作品とアーティストの出会いまで意識して選んでいることが、今回の発表をより特別なものにしています。
『BLEACH』の最後の扉を開く音と、最後の余韻を包む声。
その両方がそろったことで、『禍進譚』は放送前からすでに、静かに心拍数を上げ始めています。
よくある質問
BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-の主題歌は誰ですか?
OPテーマはjo0jiさんの「I-BULL」、EDテーマは9Lanaさんの「螺旋」です。2026年6月21日に公式発表され、アーティストコメントと久保帯人さんのコメントも公開されています。
OP「I-BULL」はいつ配信されますか?
jo0jiさんの「I-BULL」は、2026年7月24日(金)に配信予定です。Sony Music Artistsでは、楽曲配信に先がけてPre-Add/Pre-Saveが開始されたことも案内されています。
ED「螺旋」はいつ配信されますか?
9Lanaさんの「螺旋」は、2026年7月25日(土)に配信リリース予定です。2026年7月5日に公開されたファイナルPVで音源が初公開され、Pre-Add/Pre-Saveも開始されています。
BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-はいつ放送されますか?
『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』は、2026年7月25日(土)23:00からテレ東系列ほかで放送開始予定です。配信は2026年7月26日(日)12:00から順次開始予定です。
禍進譚の初回は何話ですか?
初回は第41話「GOD OF THUNDER」です。一護と雨竜が再び並び立ち、一護、織姫、チャドがユーハバッハを討つため玉座の間へ向かう展開が公式STORYで明かされています。
ファイナルPVで主題歌は聴けますか?
はい。2026年7月5日に公開されたファイナルPVでは、OPテーマ「I-BULL」とEDテーマ「螺旋」の音源が使用されています。
情報ソース
本記事では、TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』公式サイトのMUSIC、原作者コメント、ONAIR、STORY、公式NEWS、Sony Music Artists、Sony Music公式サイトを主な情報源として参照しました。OPテーマjo0ji「I-BULL」、EDテーマ9Lana「螺旋」、楽曲配信日、Pre-Add/Pre-Save、ファイナルPVでの音源使用、第41話「GOD OF THUNDER」のあらすじ、放送・配信情報は、いずれも公式発表に基づいています。楽曲配信日や商品情報、放送・配信スケジュールは変更される場合があるため、視聴・購入前には各公式サイトの最新情報をご確認ください。
- TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』公式NEWS|OPテーマがjo0ji「I-BULL」、EDテーマが9Lana「螺旋」に決定
- TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』公式サイト MUSIC
- TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』公式サイト 原作者コメント
- TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』公式サイト ONAIR
- TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』公式サイト STORY
- TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』ファイナルPV解禁
- Sony Music Artists|jo0ji「I-BULL」OPテーマ決定・配信情報
- Sony Music|9Lana「螺旋」EDテーマ・配信情報



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