【2025年最新】『おしりたんてい』プラネタリウムコラボとは？上映館＆内容を紹介！

夜空の下、あなたは最後に“本気でワクワクした”のはいつでしたか？

『おしりたんてい』が、NHKの科学番組『コズミックフロント』と手を取り、プラネタリウムの世界へと飛び出しました。

「2025年最新」の上映館＆内容を通して、宇宙・恐竜・謎解きが交差する知的冒険をご紹介します。

子どもと一緒に。あるいは、かつて子どもだったあなた自身の心にも――きっと何かが灯るはずです。

『おしりたんてい』プラネタリウムとは？

NHK『コズミックフロント』とのコラボ概要

宇宙と恐竜――ふたつの“ロマン”が出会う場所。それが、今回の『おしりたんてい』プラネタリウム企画の舞台です。

NHKの人気科学番組『コズミックフロント』と、子どもたちに愛されるおしりたんていが、まさかのコラボ。硬派な科学とユーモアあふれるキャラクターが織りなす、新感覚のドーム映像が誕生しました。

その名も「おしりたんていコズミックフロント ～コズっとなぞとき！きえた きょうりゅうかせき～」。事件の謎を追いながら、自然と科学の知識が身につく――まさに“知的な冒険”です。

タイトルは「コズっとなぞとき！きえた きょうりゅうかせき」

博物館で大切に展示されていた恐竜の化石が、忽然と姿を消した。

「これは、かいとうUのしわざか…」

静かなナレーションとともに始まる物語は、探偵らしくロジカルに、でもどこかクスッと笑えるおしりたんていらしさにあふれています。

助手のブラウン、恐竜マニアのミックと共に、館内の迷路を進み、時にクイズに挑みながら、観客自身も謎解きに参加する形式。まさに“体感型アニメーション”といえる構成です。

宇宙×恐竜×謎解き！親子で楽しめる内容に注目

プラネタリウムと聞くと、夜空を見上げる静かな時間を思い浮かべる方も多いかもしれません。

でもこのプログラムは違います。恐竜時代から宇宙の果てまで、時間も空間も飛び越えるスケールで描かれる物語。

“学び”と“遊び”の境界線を曖昧にしながら、幼い好奇心をそっと後押ししてくれる――そんな心に優しい映像体験が、ここにはあります。

2025年最新｜全国の上映館まとめ

東日本エリアの上映館（群馬・山形など）

関東では、群馬県館林市にある「向井千秋記念子ども科学館」が注目のスポット。2024年7月から2025年6月までの長期上映が決定しています。

山形県・鶴岡市の「鶴岡市中央公民館」では、別バージョンの『うちゅうのおおどろぼう』を上映中。宇宙ロケットセンターを舞台にした新たな冒険に、子どもたちの心もわくわくが止まりません。

どちらも地方の天文館ながら、作品のクオリティは全国共通。夏休みや旅行の機会にぜひ訪れてみたい、知る人ぞ知る穴場です。

中部・近畿エリアの上映館（愛知など）

愛知県では2か所で上映が決定。安城市の「へきしんギャラクシープラザ」では、2024年12月から2025年末までと、じっくり楽しめるロングラン。

また、豊橋市自然史博物館でも2025年春に上映され、恐竜の標本展示と合わせて“見て・学ぶ”贅沢な時間を提供しています。

科学とエンタメの融合を、地元密着の施設で体験できるのは中部エリアならではの魅力です。

西日本エリアの上映館（福岡・岡山など）

西日本では福岡県青少年科学館が大人気。2025年3月から8月までの期間で、多くの親子連れが訪れる予定です。

岡山県の「人と科学の未来館サイピア」では、2025年4月から2026年6月までの超長期上映が予定されており、月替わりの星空解説とセットで楽しめる特典も。

この地域ならではのゆったりとした時間の流れの中で、物語と科学が静かに心に沁み込んでいく、そんな感覚を味わえます。

上映内容の見どころ・魅力

全天周CGアニメの迫力とは？

この作品の一番の魅力は、なんといっても“全天周CG”。ドーム全体をスクリーンにした映像が、視界いっぱいに広がります。

恐竜が目の前に現れ、宇宙空間をまるで飛んでいるような錯覚に陥る。子どもだけでなく、大人の私たちまでもが無意識に手を伸ばしたくなるような没入感がそこにあります。

おしりたんていの軽妙なやりとりが、CGのリアルさと融合することで、どこか温もりのある“知的冒険”を体験できるのです。

星空解説が付くプログラムも！

上映館によっては、番組の後に「星空解説」が付属することも。

例えば、岡山のサイピアでは毎月更新される星の話題をプロジェクターで紹介。物語から現実の夜空へと視線を移し、“宇宙は本当に広くて不思議なんだ”と感じさせてくれます。

学びの中に遊びを、遊びの中に学びを。そんな教育的工夫が、観客の心にそっと火を灯すのです。

教育×エンタメが叶える理想の体験型学習

“遊びながら学ぶ”という言葉はありふれているようで、実現するのは難しい。

でも、『おしりたんていコズミックフロント』は、それを真正面から体現しています。

恐竜の不思議、宇宙の謎、そして「考えることの面白さ」。アニメの中に散りばめられたそれらの要素が、観る人の心を揺さぶり、“もっと知りたい”という知的欲求を育んでくれます。

“うちゅうのおおどろぼう”バージョンも登場

ストーリーと登場キャラクターの特徴

『コズっとなぞとき！きえた きょうりゅうかせき』に続く、新たなコラボ作品――その名も『コズっとなぞとき！うちゅうのおおどろぼう』。

物語の舞台は宇宙。舞い上がるロケット、宇宙ステーション、そしておしりたんていが立ち向かうのは、銀河をまたにかける“おおどろぼうユニバース”。

助手のブラウンはもちろん、宇宙に詳しい少年・ミックと共に、ミッション型のストーリーで事件に挑みます。SF色が濃くなったことで、より冒険色が強まった印象です。

舞台はコズミックロケットセンター！

舞台となるのは「コズミックロケットセンター」。リアルな宇宙開発の知識も組み込まれており、ただのアニメ作品にとどまらない、科学への導入としての完成度の高さが光ります。

打ち上げカウントダウンの緊張感、宇宙遊泳シーンの無重力感。全方位を包み込む映像とサウンドが、宇宙の“無音の恐怖”と“無限のロマン”を見事に表現しています。

上映館はどこ？開催期間をチェック

この“おおどろぼう”バージョンは、山形県の鶴岡市中央公民館で2025年4月26日から2026年3月21日まで上映予定です。

一つの地域限定だからこそ、ここでしか体験できないプレミアムな上映。もし訪れる機会があれば、ぜひその特別な時間を味わってみてください。

『おしりたんてい』プラネタリウムの魅力を再確認｜まとめ

“おしりたんてい”というユニークなキャラクターが、科学という知の世界へ私たちを優しく誘ってくれる。

恐竜、宇宙、謎解き――それぞれが子どもたちの「なぜ？」を刺激し、大人にも“学ぶ楽しさ”を思い出させてくれる。

2025年の最新作「コズっとなぞとき！きえた きょうりゅうかせき」、そして限定上映の「うちゅうのおおどろぼう」は、まさに“親子で一緒に楽しめる科学エンターテインメント”の新しいかたちです。

旅先で、週末に、夏休みに――ふと立ち寄ったプラネタリウムで、ちょっと不思議で、ちょっと賢くなれるひとときを。

ぜひ、大切な人と一緒に体験してみてください。