忍者と殺し屋のふたりぐらし原作は何巻まで?読むべき名シーンも紹介!

ギャグ/コメディー
記事内に広告が含まれています。

原作漫画『忍者と殺し屋のふたりぐらし』は、忍者の少女・草隠さとこと殺し屋の女子高生・古賀このはが共同生活を送るという異色のダークコメディ作品です。

アニメ化もされたことで注目が集まる中、原作漫画がどこまで刊行されているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、『忍者と殺し屋のふたりぐらし』原作は何巻まで出ているのかを明らかにするとともに、特に読んでおくべき名シーンも合わせてご紹介します。

この記事を読むとわかること

  • 『忍者と殺し屋のふたりぐらし』の原作は現在5巻まで刊行中!
  • 各巻で描かれる名シーンや感動エピソードの魅力を解説!
  • さとことこのはの絆と成長を巻ごとにしっかり振り返り!

忍者と殺し屋のふたりぐらし原作は現在5巻まで!

『忍者と殺し屋のふたりぐらし』は、ハンバーガー先生による漫画作品で、2025年3月時点で既刊5巻まで刊行されています。

最新の第5巻は2025年3月27日に発売され、SNSで話題になったイラストを収録した特装版も登場しました。

アニメ化をきっかけに注目が集まりつつある作品で、今後の展開にも期待が高まっています。

2025年3月時点で既刊5巻が発売中

第1巻は2022年にKADOKAWAより発売されて以来、テンポよく新刊が刊行されています。

第5巻は物語が大きく動く巻で、キャラの成長や関係性の変化が印象的に描かれています。

また、TVアニメ版では描かれない細かな心理描写やギャグシーンが多数あるため、原作ファンからも高評価です。

特装版にはSNSイラスト集も収録

第5巻の特装版には、作者がこれまでにSNSで公開してきたカラーイラストを56ページにまとめたイラストブックが付属。

ファンにとってはコレクターアイテムともいえる豪華な内容で、原作の魅力をより深く味わえる特別仕様となっています。

描き下ろしの番外編も収録されており、アニメから入った新規ファンにもおすすめです。

第1巻の名シーン:さとことこのはの衝撃的な出会い

『忍者と殺し屋のふたりぐらし』の物語は、第1巻から読者の度肝を抜く展開で幕を開けます。

草隠さとこというくノ一が、ある日突然、現代の街中で殺し屋の女子高生・古賀このはと出会うところから物語はスタート。

異質なふたりの出会いが、衝撃と笑いに満ちた共同生活の始まりを告げます。

くノ一と殺し屋が出会う異常な日常の始まり

倒れていたさとこをこのはが「とりあえず家に持ち帰る」シーンは、常識を超えた展開で思わず笑ってしまう導入部。

その後の「冷蔵庫は爆弾か?」「敵の視線を感じる」など、さとこの時代錯誤で天然すぎる発言が炸裂し、このはの冷静なツッコミとのギャップがたまらない名場面に。

読者はこの時点で、ただのバディものではないと確信するはずです。

死体を葉っぱに変える忍術の衝撃

序盤で追ってきた敵忍者をこのはがあっさり倒し、さとこが「死体を葉っぱに変える」という忍術で処理する展開はまさに予想外。

しかもさとこは、その忍術の影響でたくさんの葉っぱを吐き出すという副作用に見舞われ、ギャグとシリアスの絶妙なバランスが描かれます。

このシーンが、作品の持つ独自のテンポと世界観を象徴しており、初見の読者の心を掴みます。

第2巻〜3巻の見どころ:共同生活の中で深まる絆

第2巻から第3巻にかけては、さとことこのはの奇妙な共同生活が本格化し、ふたりの関係性が少しずつ変化していく過程が描かれます。

殺伐とした設定の中に垣間見える日常的なやりとりが、本作のユニークな魅力をより引き立てています。

ここでは、ギャグと絆のバランスが絶妙に保たれた、読んでおくべき見どころをご紹介します。

さとこの天然ボケとこのはのツッコミが絶妙

買い物に行くだけで迷子になったり、電子レンジに向かって印を結んだりと、さとこの“現代生活への適応力のなさ”が次々と明らかになります。

それに対して、このはが冷静にツッコミを入れつつも、時折見せる優しさが二人の距離を少しずつ近づけていくのです。

シュールなやりとりが多いにも関わらず、ふたりのやりとりにはどこか温かさがあります。

敵に立ち向かう2人のコンビネーション

第3巻では、過去の因縁を持つ刺客や、異能を持つ敵などとの戦闘も描かれ、アクションシーンが加速していきます。

特に、さとこの忍術とこのはの戦闘技術を組み合わせて敵を翻弄するシーンでは、ふたりが“戦う意味”を少しずつ共有し始めていることがわかります。

コメディ中心の展開ながらも、絆を深めていくエピソードとして非常に重要なパートです。

第4巻の名シーン:このはの「日常」への憧れ

第4巻では、これまで明かされなかったこのはの内面が丁寧に描かれ、作品全体の雰囲気にも大きな変化が現れます。

殺し屋として生きる少女の中にある「普通への憧れ」が、初めて読者に見えるかたちで描写されるのがこの巻の見どころです。

ギャグとシリアスのバランスがより深みを増し、ふたりの関係性にも転機が訪れます。

任務の裏に隠されたこのはの心情が明らかに

暗殺という任務を淡々とこなしてきたこのはですが、さとことの暮らしを通して、誰かと笑い合える生活を少しずつ求めるようになります。

「死ぬか殺すか」だけの世界にいた彼女が、笑いと日常に触れて変わっていく様子には、多くの読者が共感を覚えたはずです。

それはまるで、孤独な心が溶けていくような小さな奇跡の連続でした。

一緒に過ごす時間の中で変化する感情

一緒にテレビを観たり、スーパーで買い物をしたりする中で、このはは「さとことの時間」が当たり前になっていきます

さとこもまた、命を狙われ続ける過去を背負いながら、このはとの生活に安らぎを感じ始めるようになります。

互いの存在が、ただの「居候」から「かけがえのない相棒」へと変わっていく過程は、第4巻の最大の魅力といえるでしょう。

第5巻の名シーン:ヒーローとして生きる決意

シリーズの中でも特に強い印象を残すのが、第5巻で描かれるさとことこのはの「覚悟」の場面です。

ギャグ満載の序盤とは一転し、ふたりの成長と選択が深く描かれる巻となっています。

アクションだけでなく、心情描写においても本作のターニングポイントとなる内容です。

このはのギャル化とキャラ崩壊(?)が話題に

冒頭では、このはが突然ギャル化するというギャグ展開が描かれ、読者の度肝を抜きました。

ポップな服装や言動に変貌した彼女の姿は「別人か!?」とツッコミたくなるほどですが、実はさとこの誕生日を祝うためのサプライズであり、彼女なりの愛情表現だったことが判明します。

笑いの裏に込められたこのはの優しさが印象的なシーンです。

さとことこのはが「生きる」と決めた感動の場面

後半では、命を狙う刺客たちとの戦いを経て、ふたりが改めて「生きるために戦う」と決意する感動の場面が描かれます。

「私たち、どうせ死ぬならヒーローっぽく生きようぜ」というセリフは、さとことこのはの関係性と世界観を象徴する名言として読者の心に残ります。

ふたりでいることが最大の武器であり、生き抜く力になっている――そんなメッセージが込められた名シーンです。

忍者と殺し屋のふたりぐらし|原作漫画の魅力と名シーンまとめ

『忍者と殺し屋のふたりぐらし』は、ただのバディものでも、日常ギャグでもありません。

生死を背負った二人が、「ふたりで生きる」ことを選び取る物語として、多くの読者の共感を集めています。

ギャグとシリアスが絶妙なバランスで同居する独自の作風が魅力です。

ふたりの関係性が生む笑いと感動

天然な忍者・さとこと、クールな殺し屋・このはという正反対のふたりが織りなす日常は、笑いと癒しにあふれています。

しかしその裏では、過去や孤独、戦いという暗い背景を抱えており、そんなふたりが一緒にいることで少しずつ変わっていく姿が感動的に描かれています。

日常の中に潜むささやかな幸せが、心に残る名シーンを生み出しているのです。

原作だからこそ描ける繊細な心の描写に注目

アニメではテンポよく展開する一方で、原作漫画ではキャラの表情や心の機微がより丁寧に描かれています。

たとえば、何気ない一言や間の取り方、さとこの不器用な優しさなど、コマの中に込められた感情の余韻は、原作ならではの魅力です。

これからアニメを見る人も、すでにアニメを楽しんだ人も、ぜひ原作を手に取って、このふたりの世界をより深く味わってほしいと思います。

この記事のまとめ

  • 原作漫画は現在5巻まで刊行中
  • さとことこのはの異色な同居生活
  • 第1巻は衝撃的な出会いの描写
  • 第3巻までで絆が深まる展開
  • 第4巻ではこのはの心情が変化
  • 第5巻でふたりが生きる決意
  • ギャグとシリアスの絶妙なバランス
  • 笑いと感動が共存するストーリー
  • アニメでは描かれない細かな心理描写
  • 原作ならではの名シーンが満載

コメント

タイトルとURLをコピーしました