『これ描いて死ね』はつまらない?評価・魅力を徹底解説|高木さん・ワンピース・きららジャンプとの関係も

学園/青春
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『これ描いて死ね』は、本当につまらないのでしょうか。

結論から言うと、好みが分かれるポイントはあるものの、客観的に「評価の低い作品」とはいえません。

原作は「マンガ大賞2023」大賞、第70回小学館漫画賞を受賞。2026年7月からはTVアニメも放送されています。一方で、主人公のテンションや個性的な絵柄、漫画制作をじっくり描くテンポは、人によって合う・合わないが分かれます。

この記事の結論

  • 『これ描いて死ね』には「つまらない」と感じる要素もある
  • ただし、マンガ大賞2023など客観的な評価実績は高い
  • 最大の魅力は「才能」より「好きだから作りたい」という感情を描くこと
  • 手島先生と「ロストワールド」が、単なる青春部活ものではない深みを与えている
  • 『高木さん』『ONE PIECE』『きららジャンプ』との関係は、それぞれ性質が異なる

この記事では、「つまらない」と感じる理由と実際の評価を比較しながら、『これ描いて死ね』がどんな人に刺さる作品なのかを整理します。

  1. 『これ描いて死ね』はつまらない?評価を先にまとめると
  2. 『これ描いて死ね』が「つまらない」と感じられる4つの理由
    1. ①安海相のハイテンションが合わない
    2. ②タイトルから想像する内容とのギャップがある
    3. ③派手な事件より漫画制作の積み重ねが中心
    4. ④独特な絵柄は好みが分かれる
  3. 漫画『これ描いて死ね』の客観的な評価は高い
    1. マンガ大賞2023で大賞を受賞
    2. 第70回小学館漫画賞も受賞
  4. 『これ描いて死ね』が面白い理由は「才能」より「好き」を描くから
    1. 上手くできないことまで物語になる
  5. 手島先生と「ロストワールド」が作品に深みを与える
    1. 手島先生は「こうなっていたかもしれない自分」
    2. アニメでは「ロストワールド・ミルフィーユ作戦」を採用
  6. アニメ『これ描いて死ね』の評価と見どころ
    1. 伊豆大島をモデルにした風景も大きな魅力
    2. 『これ描いて死ね』はどこで見れる?
  7. 『高木さん』『ONE PIECE』『きららジャンプ』との関係
  8. 『これ描いて死ね』というタイトルの意味は?
  9. 『これ描いて死ね』がおすすめな人・合わない人
  10. 『これ描いて死ね』についてよくある質問
    1. Q1.『これ描いて死ね』はつまらないですか?
    2. Q2.『これ描いて死ね』は何が面白い?
    3. Q3.アニメ『これ描いて死ね』はいつ放送?
    4. Q4.『これ描いて死ね』はどこで見れる?
    5. Q5.『これ描いて死ね』と『からかい上手の高木さん』は関係ある?
    6. Q6.『これ描いて死ね』とONE PIECEの関係は?
    7. Q7.『これ描いて死ね』はきらら作品ですか?
    8. Q8.タイトル『これ描いて死ね』の意味は?
  11. まとめ|『これ描いて死ね』はつまらない作品なのか
  12. 情報ソース・参考資料

『これ描いて死ね』はつまらない?評価を先にまとめると

『これ描いて死ね』は、誰にでも同じように刺さる作品ではありません。

ただ、「つまらない」と感じやすい部分は、裏返すとそのまま作品の個性でもあります。

つまらないと感じる理由 作品の魅力として見ると
主人公・安海相のテンションが高い 漫画への「好き」が全身からあふれるキャラクター性
展開が地味に感じる 一本の漫画を完成させる過程そのものを丁寧に描く
絵柄にクセを感じる 感情を大きく伝える、とよ田みのる先生らしいデフォルメ表現
タイトルほど重い話ではない 明るい青春と創作の苦しさを両方描くギャップがある

つまり、合わない人がいること自体は不思議ではありません。

ただし、「検索で“つまらない”と出る=世間的に低評価」ではない点には注意が必要です。

『これ描いて死ね』が「つまらない」と感じられる4つの理由

①安海相のハイテンションが合わない

主人公の安海相は、とにかく漫画が好きです。

好きな作品を前にすると感情が一気にあふれ、勢いよく行動します。

この「好きが身体から漏れてしまうようなキャラクター性」が魅力である一方、落ち着いた主人公を好む人には騒がしく感じられるかもしれません。

ただ、物語が進むと、この勢いが「漫画を描く怖さ」へ踏み込むためのエネルギーにもなっていることが分かります。

②タイトルから想像する内容とのギャップがある

『これ描いて死ね』というタイトルだけを見ると、かなり重い漫画家ドラマを想像しやすいでしょう。

しかし序盤は、女子高校生たちが漫画を描き始める青春部活ものとしての明るさがあります。

そのため、

  • 漫画業界の壮絶な裏側
  • 才能に追い詰められるダークな物語
  • 重い人間ドラマ

を最初から期待すると、「思っていた作品と違う」と感じる可能性があります。

③派手な事件より漫画制作の積み重ねが中心

『これ描いて死ね』で大きな出来事になるのは、敵との戦いや巨大な事件ではありません。

漫画を描く。完成させる。人に読んでもらう。上手く描けず悩む。そして、もう一度描く。

そうした創作の一歩一歩が物語になります。

展開の速さを求める人には地味でも、創作経験のある人には、その小さな出来事ほどリアルに感じられるでしょう。

④独特な絵柄は好みが分かれる

とよ田みのる先生の絵は、写実的な美麗さよりも、表情や身体の動きで感情を大きく伝えるタイプです。

そのためキャラクターデザインには好みが出やすい一方、作品の明るさや感情表現とは非常によく合っています。

漫画『これ描いて死ね』の客観的な評価は高い

「つまらない」という個人の感想とは別に、作品がどのように評価されてきたのかも確認しておきましょう。

評価・実績 内容
マンガ大賞2023 大賞
第70回小学館漫画賞 受賞
連載 小学館『ゲッサン』
TVアニメ 2026年7月より放送

マンガ大賞2023で大賞を受賞

マンガ大賞2023では、一次選考で挙げられた242作品から11作品が二次選考へ進み、その中で『これ描いて死ね』が大賞に選ばれました。

マンガ大賞が掲げるのは、「友達に薦めたいマンガ」という考え方です。

読んだ人が「誰かにも読んでほしい」と感じた作品として選ばれたことは、本作の評価を考えるうえでひとつの重要な材料でしょう。

参考:マンガ大賞2023 結果発表|マンガ大賞公式

第70回小学館漫画賞も受賞

さらに2025年には、第70回小学館漫画賞も受賞しています。

異なる評価軸を持つ漫画賞で結果を残していることからも、「世間的に評価が低い漫画」と考えるのは適切ではありません。

参考:第70回小学館漫画賞 最終選考結果|小学館コミック

『これ描いて死ね』が面白い理由は「才能」より「好き」を描くから

では、なぜこれほど読者に支持されたのでしょうか。

私は最大の理由を、「才能のある人が成功する物語」にしなかったことだと思っています。

安海のスタート地点にあるのは、圧倒的な才能ではありません。

「漫画が好き。だから自分でも描いてみたい」

それだけです。

とよ田みのる先生はFebriの対談で、幅広い読者が入りやすい「高校生の部活もの」を入口にし、その中心へ自身が好きな漫画を置いたと語っています。

参考:とよ田みのる×赤城博昭 対談①|Febri

だから漫画制作に詳しくなくても楽しめます。

絵でも、小説でも、音楽でも、動画でも。

何かを見て「自分も作ってみたい」と思った経験があれば、安海の感情は理解しやすいはずです。

上手くできないことまで物語になる

創作を始めると、頭の中にあった理想と、自分が実際に作れたものの差が見えてきます。

思っていたほど上手く描けない。自分より上手い人がいる。人に見せるのが怖い。

『これ描いて死ね』は、その失敗を飛ばしません。

上手いから描くのではなく、好きだからもう一度描く。

そこに、この作品らしい優しさがあります。

手島先生と「ロストワールド」が作品に深みを与える

※ネタバレ注意

ここからは手島零と「ロストワールド」に触れます。

『これ描いて死ね』を単純な青春部活漫画では終わらせない存在が、手島零です。

手島先生は、漫画の楽しさだけではなく、好きなものを仕事にする苦しさも知っています。

とよ田先生はFebriの対談で、漫画を描く楽しさだけでなく、漫画で収入を得て生活する厳しさまで描かなければフェアではない、という趣旨の考えを語っています。

参考:とよ田みのる×赤城博昭 対談②|Febri

手島先生は「こうなっていたかもしれない自分」

とよ田先生は手島先生について、「こうなっていたかもしれない自分」という趣旨でも語っています。

安海が「これから漫画を描く人」なら、手島先生は「描くことに傷ついた経験を持つ人」。

二人を並べることで、

  • 創作の楽しさ
  • 才能の差
  • 評価される怖さ
  • 仕事として続ける厳しさ

まで見えてきます。

漫画は楽しい。それだけなら、手島先生は必要なかった。

この影があるからこそ、安海たちの青春の光も強く見えるのです。

アニメでは「ロストワールド・ミルフィーユ作戦」を採用

アニメ版では、安海たちの現在と手島先生の過去を重ねて描く「ロストワールド・ミルフィーユ作戦」が採用されています。

創作へ向かっていく少女たちと、創作によって傷ついた大人。

この対比は、原作既読者にとってもアニメを見る大きな理由になるでしょう。

アニメ『これ描いて死ね』の評価と見どころ

TVアニメ『これ描いて死ね』は、2026年7月3日から日本テレビ系「フラアニ」で放送されています。

放送時間や各局のオンエア情報を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

→ アニメ『これ描いて死ね』はいつ放送?放送時間と日本テレビ系フラアニのオンエア情報

項目 担当
監督 赤城博昭
シリーズ構成 福田裕子
制作 シンエイ動画
安海相 関根明良
手島零 早見沙織

伊豆大島をモデルにした風景も大きな魅力

アニメ版では、伊豆大島をモデルにした伊豆王島の景色も印象的です。

赤城監督は、原作者から島の美しさを大切にしてほしいと要望されたことを明かしています。

キャラクターだけではなく、そこで流れる時間や風景まで作品の一部として描かれている点は、アニメならではの魅力です。

『これ描いて死ね』はどこで見れる?

見逃し配信や動画配信サービスについては、別記事にまとめています。

→ 『これ描いて死ね』はどこで見れる?配信サービス・見逃し配信・無料視聴まとめ

『高木さん』『ONE PIECE』『きららジャンプ』との関係

検索すると一緒に出てきやすい3つのキーワードですが、それぞれ関係性は異なります。

関連キーワード 誤解されやすい点 実際の関係 結論
からかい上手の高木さん 同じ世界観や関連作品? 赤城博昭監督、シンエイ動画など制作面に共通点あり 物語上のつながりはない
ONE PIECE 正式なコラボ? 実在する漫画文化を感じさせる文脈で話題になる クロスオーバー作品ではない
きららジャンプ 「きらら」掲載作品? OP演出を見たファンが使う俗称 原作は小学館『ゲッサン』作品

この中で最も明確な接点があるのは『からかい上手の高木さん』です。

『これ描いて死ね』と『高木さん』は、どちらも赤城博昭さんが監督を務め、アニメーション制作もシンエイ動画です。

また、『高木さん』作者の山本崇一朗先生は、『これ描いて死ね』アニメ化記念の公式応援イラスト企画にも参加しています。

参考:『からかい上手の高木さん』|シンエイ動画

一方、『ONE PIECE』については、両作品の世界観がつながっているわけでも、正式なクロスオーバー作品でもありません。

「きららジャンプ」も公式用語ではなく、OPのジャンプ演出を見たファンが既存のアニメ文化になぞらえて使っている俗称です。

『これ描いて死ね』というタイトルの意味は?

タイトルは、原作者・とよ田みのる先生が作品を考える際に、自分自身を鼓舞するために生まれた言葉が由来です。

誰かに向けた「死ね」という暴言が出発点ではありません。

一方で、作品は「命を削ってでも描くべき」と単純に美化しているわけでもありません。

手島先生という存在を通して、創作へ人生を懸けることの危うさも描かれています。

タイトルの由来や、「なぜ『死ね』という強い言葉なのか」については、以下の記事で詳しく考察しています。

→ 『これ描いて死ね』というタイトルの意味は?なぜ「死ね」なのか作品テーマから考察

『これ描いて死ね』がおすすめな人・合わない人

おすすめな人 合わない可能性がある人
漫画・絵・小説など創作経験がある 派手なバトルや事件を求める
青春群像劇が好き ゆっくりした日常パートが苦手
キャラクター心理を丁寧に見たい 主人公のハイテンションが苦手
努力や継続を描く物語が好き 漫画制作そのものに興味がない
一度諦めた夢を思い出す物語に弱い 爽快な成功物語だけを求めている

特に、昔何かを作っていた人には刺さりやすい作品です。

プロでなくても構いません。

途中まで書いた小説や、投稿しなかった絵、完成しなかった動画。

そんなものがひとつでもあるなら、安海たちの「描く」は、少しだけ自分の話に見えてくるかもしれません。

『これ描いて死ね』についてよくある質問

Q1.『これ描いて死ね』はつまらないですか?

A. 一概に「つまらない作品」とはいえません。

主人公のテンションや絵柄、漫画制作を丁寧に描くテンポには好みが分かれます。一方、マンガ大賞2023、第70回小学館漫画賞を受賞しており、客観的な評価実績は高い作品です。

Q2.『これ描いて死ね』は何が面白い?

A. 「なぜ人は何かを作りたくなるのか」を描いている点です。

創作の喜びだけでなく、上手くできない悔しさ、他人に見せる怖さ、才能の差、仕事にする厳しさまで描かれます。

Q3.アニメ『これ描いて死ね』はいつ放送?

A. 2026年7月3日から放送されています。

詳しい放送時間はアニメ『これ描いて死ね』の放送情報をご覧ください。

Q4.『これ描いて死ね』はどこで見れる?

A. 放送に加え、動画配信サービスでも視聴できます。

最新の配信先や見逃し配信については、『これ描いて死ね』の配信サービスまとめで紹介しています。

Q5.『これ描いて死ね』と『からかい上手の高木さん』は関係ある?

A. ストーリー上のつながりはありません。

ただし、赤城博昭監督やシンエイ動画など、アニメ制作面に共通点があります。

Q6.『これ描いて死ね』とONE PIECEの関係は?

A. 世界観上のつながりや正式なクロスオーバーではありません。

『これ描いて死ね』では、現実の漫画文化と地続きに感じられる表現が使われています。

Q7.『これ描いて死ね』はきらら作品ですか?

A. いいえ。

原作は小学館『ゲッサン』連載作品です。「きららジャンプ」はファン側の俗称です。

Q8.タイトル『これ描いて死ね』の意味は?

A. 原作者・とよ田みのる先生が、自身を鼓舞するために考えた制作上の言葉が由来です。

詳しくは『これ描いて死ね』というタイトルの意味を考察した記事で解説しています。

まとめ|『これ描いて死ね』はつまらない作品なのか

  • 『これ描いて死ね』には主人公のテンションや絵柄など、好みが分かれる要素がある
  • 原作はマンガ大賞2023、第70回小学館漫画賞を受賞している
  • 魅力の中心は「才能」より「好きだから作りたい」という感情
  • 手島先生と「ロストワールド」によって、創作の厳しさまで描かれる
  • 『高木さん』とは制作面で接点があるが、『ONE PIECE』『きららジャンプ』は関係性を誤解しないことが重要

そのため、『これ描いて死ね』は万人向けとはいえなくても、「つまらない作品」と一言で片づけるには惜しい漫画です。

上手く描けるからではなく、好きだから描いてみる。その最初の一歩を大切にするところに、この作品の静かな強さがあるのだと思います。

情報ソース・参考資料

本記事では、作品に対する筆者の考察と客観的な事実を区別するため、TVアニメ公式サイト、漫画賞公式発表、原作者・監督インタビュー、制作会社公式情報を中心に参照しています。

※本記事の情報は2026年8月20日時点で確認できる公開情報をもとにしています。放送・配信情報などは変更される可能性があるため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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